マルチサーモブロック セットアップ例

マルチサーモブロック セットアップ例

※RB26DETTエンジンにサンドイッチタイプは装着できません。写真は装着時のレイアウトを解りやすくしたものですので、あらかじめご了承ください。


セットアップ例(RB26DETT)

マルチサーモブロックタイプ l のカット図

冷却時(オイルが冷えた状態)

オイルが冷えた状態

エンジン始動直後等、エンジンオイルが冷えている時は、サーモバルブが開いた状態になっています。 オイルはサーモスタット沿いを流れてエンジン側へすぐにリターンし、コア側には流れないシステムになっています。(液体は抵抗の少ない方へ流れる。)その為、エンジンオイルは適切な油温に早く近づき、また、適切な油温を維持します。

 



温感時(オイルが熱い状態)

オイルが熱い状態

温度を感知した形状記憶合金スプリングが、伸びる作動をして、サーモバルブを閉じた状態にします。 これによってオイルがコア側へ流れ、コアにより油温が下がって、エンジン側へ戻っていきます。

※ご注意 APPマルチサーモブロックは、ホースの途中(オイルライン)に取り付けるタイプの製品です。従ってホースを流れるオイルの温度を計測しますが、本来エンジンオイルの適正温度はオイルバンのドレンプラグから取るものなので、マルチサーモブロックとの温度差が必ず生じます。以上の事を参考にして取り付け位置や使用方法を決定して下さい。(ご不明な点はお問い合わせ下さい。)

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