DIRECT CLUTCH LINE SYSTEM

車種別適合表


よりダイレクトに伝わるクラッチフィーリングを実感

純正品のメリット、デメリット

純正のクラッチラインはマスターシリンダからレリーズシリンダまで、金属パイプとゴムホースで構成されています。
ゴムホースは、ミッションの動きに合わせて柔軟に対応する反面、油圧によって膨張してしまい非常に曖昧なペダルタッチになってしまいます。
また、熱の影響を受ける事でゴムホースは更に膨張してしまいす。エンジンルーム内、特にクラッチラインの通るエンジン付近は非常に高温です。諸条件によって異なりますが通常走行で60〜70℃、サーキット等では100℃に達してしまいます。こうなるとペダルの剛性感がなくなったり、繋がる位置に変化が出てしまい、確実なコントロールが難しくなってしまいます。

ダイレクトクラッチラインシステム

純正では得られないレスポンス

そこで、当社はこのクラッチシステムの構成部分である、油圧配管のゴムホース部分(一部車種はパイプからゴムホース部まで)をステンレスメッシュホースとする事で、純正のゴムホースだと膨張して逃げてしまう圧力を、よりダイレクトに伝えることを可能にしました。特に強化クラッチを装着している車両には非常に効果的です。
また、ホース両端のフィッティングにはステンレス材を採用(一部、車両は真鍮材を使用)。高温なエンジンや排気系の近くでも錆び難く、高い耐久性を誇ります。

装着車両:HONDA S2000 AP2

装着車両:HONDA S2000 AP2

強化クラッチを使用されている方へ

強化クラッチを装着している車両は、ペダルの踏力が大きくなります。当然、ホースにかかる圧力も大きくなるので純正ゴムホースを使用していると、カシメ部分からオイル漏れを起してしまう恐れがあります。 また、漏れる程度ならばまだ良いのですが、最悪の場合にはゴムホース自体が破損、走行不能になってしまうケースも・・・。 RX-7(FD型)などはノーマルクラッチでも同様のトラブルが多い事で有名です。 保険的な意味でも強化クラッチを使用されている方は、ダイレクトクラッチラインに交換することをお勧めします。


◆専用設定のない車種や、長さの変更などの特別注文を承っております。
  詳しくは「特注製作について」ページをご覧下さい。