HID

取付け上の注意


作業所要時間 約1時間(目安)
※紹介するのは日産マーチの取り付け方法で、H4 H/Lタイプになります。 実際の作業は車輌ごとの整備解説書をご参照ください。


(1) ヘッドライトユニットの取り外し

車輌からバンパーを外し、左右のヘッドライトユニットを取り外します。

※バルブ装着作業は必ずヘッドライトを車両から取外して行います。

(2) HIDバルブの取付け

 

※取り付けの前にバルブ本体およびバルブ脇のセラミックチューブが破損していないことを 確認して下さい。
(※取り付け後の破損は保障の対象外となります。)


元々装着されていたハロゲンバルブが冷えていることを確認し、取り外します。

HIDバルブからシェード(遮光板)を取り外し、バルブ挿入口に入れ、ストッパー金具で固定します。

         
   
純正の防水ゴムキャップに、シェードを外した状態のHIDバルブを差し込みます。   セラミックチューブに注意しながらライトユニットへバルブを差し込み、右へ回してロックします。   左右のライトユニットを車体に取り付けます。

(3) バラストユニット及び各コネクターの接続

   
次にバラストユニットを繋ぎます。   バルブから出ているコネクターと、バラストユニットのコネクターを繋ぎます。(2つ)   次に青いコネクターを、リレーハーネスのコネクターと繋ぎます。
         
   
次にH/L切替コントローラーを繋いでいきます。   3極コネクター(オス)を、純正ハロゲンに付いていた3極コネクター(メス)に挿します。   バルブから出ている白いコネクターと、H/L切替コントローラーの白いコネクターを繋ぎます。
         
   
リレーハーネスとH/L切替コントローラーのコネクターを繋ぎます。   リレーハーネスから出ている配線(赤)を、バッテリーの(+)端子に繋ぎます。   プラス端子を繋いだ後、配線(黒)を(-)端子に繋ぎます。

(4) バラストユニットの固定

すべてのコネクター類が繋ぎ終わったら、バラストユニットとハーネスを固定します。

バラストユニットは両面テープや結束バンドで固定します。
エンジンの近くや水のかかる場所は避けて下さい。

リレーハーネスは結束バンドで束ね、サービスホール等を利用して固定して下さい。

(5) 点灯テスト

全ての作業が終了後、バンパーを元に戻し点灯確認を行なって下さい。

必要に応じて光軸の調整を行なって下さい。

写真は片側のみHIDに交換した状態です。
ハロゲンバルブと比較してみると、HIDの明るさが分かります。

※車両のヘッドライトヒューズが15A未満の場合は15A(最大20A)のヒューズに交換します。
※ライトユニットはハロゲンバルブに適したレンズカットが施されています。車種によってはHIDバルブを装着すると、ハロゲンバルブでは出なかった光が出る事があります。